2012年06月05日

Yes,and と Yes, but の話。

Yes,and と Yes, but の話。
これも、先日授業で行ったワーク。

日本語なら
「いいね~。それに○○しよう」と、相手の話題を受け入れて
継いで広げるのと、

「いいね。でも 私は○○だよ」と、相手の話を継がないで、
自説を主張をする。

今井純氏によれば、
普通 人は、後者が多いそうだ。

他人の提案や話題を取ってしまい、自説を展開する。
「それ、私も行ったことがある、知っている、持っている。・・・・」

他人を否定することで、自分の存在や立場を主張しよう
とするクセがついているのが理由らしい。

先日行った授業でも、ある学生からは
Yes、butの方がスムーズにできたと聞いた。

「相手の提案を受け入れずに否定すれば、
次に自分の好きなことが言えるから・・・」だと。

時折見かける井戸端会議でも
”私はトーク”の押収で、傍で聞いていると会話に
なっていなかったり。

誰かがとっておきの話題を出しても
その話題を広げず、深めずに、

「それ、私も○○行った。見た。聞いた・・・」
と、話題を取り上げている場に遭遇すると
とってもうんざりしてしまう。

私の好みは
「Yes,and」。 相手の話を受け入れて、継いでいくこと。
(実際に出来てるのかどうか、冷や汗ですが・・・・)

話は拡散しがちになるが
どんな展開になるかわからないのも
また愉しい。

先刻の授業でも
「学食でお昼を食べよう、で始まった会話が
宴会になり、カラオケで2日間オールして、
そのお金は、先生陣に払ってもらって・・・」
という話題に展開していきました。

なんとも素敵な Yes, and。

これが満ち溢れると、
もう少しは 楽な社会になると思うのになぁ。



同じカテゴリー(モノローグ)の記事画像
愛知サマーセミナー
ほめる達人!
市民活動 勉強会
三茶文庫 ポスター
同じカテゴリー(モノローグ)の記事
 天下一〇〇に惹かれていること (2023-09-28 13:33)
 自分のきげんは自分で作ること (2023-09-27 17:48)
 認め合うために (2021-01-06 23:56)
 他尊心を高めること (2021-01-06 00:47)
 ノーサイドゲーム (2020-12-20 00:29)
 アナログが好き (2020-12-19 00:32)